始まりは、湯河原駅から

JR東海道線「湯河原駅」からバスで宿に向かいます。
湯河原駅は、熱海駅のお隣。名湯の駅が2連続でワクワクです。
湯河原温泉「ゆっくり」に到着。

たぬきに囲まれた不思議な宿。ゆっくりは、湯河原の「温泉場中央」バス停の目の前にあります。

外観は、たぬきの置物ラッシュでお出迎え。
こじんまりとした旅館ですが、感じの良いスタッフの皆さんが迎えてくれます。おそらく家族経営でしょうか?
お部屋へ

今回は広縁付のお部屋に宿泊。

屋根が低く、かなり昔の建物と思われますが、内装はリフォームされていて綺麗です。

お茶セットもありました。
源泉にこだわりの温泉へ。

ここの売りは、なんと言っても徹底した源泉管理と温度管理。
そこから生み出されるのは、最高の源泉掛け流し温泉。
少し熱めながらも鮮度の良い温泉は、入るとスッキリ&ツルツルになります。
2泊して2時間ごとに入ってしまいました。本当に何度も入りたくなる。不思議な湯。

男女入れ替え制です。どちらも3人用程度の湯船。
旅館の室数は8室なので、混み合うことはありません。

ここではお客側で源泉の湯量を変えたり、水で温度を下げたりできないようになっています。
旅館によっては、源泉も水も宿泊者が自由に調整できるところもあります。(たいてい「水は入れ過ぎないで下さい。」「源泉を止めないで下さい。」などと書いてあります。)
お湯の温度を自由に出来るのは良いのですが・・・
(お湯の状態は、前に入った人次第なのは言うまでも無い)
その点こちらの旅館では
「温泉の温度も状態も、スタッフ側が最高の状態で管理する!お客には任せないぜ!」
という心意気が伝わって素晴らしい。

ぱっと見はわかりませんが、扇風機で温度を下げています(黒い箱の様なもの)。
ちなみに、高温の源泉を扇風機で冷ますくらいなら、水で埋めるか、源泉量を絞れば?と思うかもしれませんが。
・水で薄める→温泉の効能も薄まるので×
・源泉を絞る→お湯の衛生状態が保てないので×(循環濾過や消毒が必要になる)
ってことで、扇風機を利用してでもお湯の温度と鮮度を保つ→その結果できる「源泉掛け流し」と思われます。まさに、こだわりです。
泉質

泉質は塩化物泉とのことで、保温効果のあるお湯です。
石膏も含むので、傷の湯でもあります。
またphが高く、入浴するとお肌がツルツルになります。
絶品朝食

朝食は、チェックイン時に申込み可能です。アジ・鮭・キンメの干物朝食が、1,000円前後で食べられます。
これが激ウマ。この巨大なアジの干物をこの金額で食べる事は、街中では難しいでしょう。
ちなみに夕食はやってません。私は崎陽軒のしゅうまい弁当を持ち込みましたが(宿に電子レンジあり)、宿の隣に美味しそうなイタリアンの店もありました。
ゆっくり

チェックアウトは12時までゆっくりできます。
空いた時間には、ふらっと川沿いを散歩するのも良いでしょう。江戸時代の温泉番付では三役の小結。その昔は万葉集に歌われた、東日本随一の古湯。その長い歴史に思いを馳せて見てください。