伊香保温泉。金と銀と一人旅

草津と並ぶ、群馬の名湯。それが伊香保温泉です。
最近では、オシャレスポットも増えてきて、さらに人気の温泉地となりました。
今回はそんな伊香保温泉で、一人旅をします。

 




温泉は金と銀

伊香保の温泉には、金の湯銀の湯があります。
金の湯の方が歴史は古く、泉質は硫酸塩泉
銀の湯は比較的新しく、単純泉(メタケイ酸含)
銀の湯は、メタケイ酸による効果で、肌がすべすべになりますが、歴史を語るなら金の湯が重要になります。

 

歴史の金の湯

 

伊香保石段街。中央を流れる金の湯

時代は、織田家vs武田家までさかのぼります。長篠の戦いで負けた武田軍により、湯治場として栄たのが伊香保温泉です(源泉自体はもっと前から発見されていたそうですが)。その時はまだ金の湯だけでした。
金の湯源泉が、今と変わらず当時も石段の上の方にあり、それを石段の左右の湯宿に分けていたそうです。

金の湯、一番風呂に入る

 

休憩所の伊香保温泉露天風呂・紹介写真

金の湯の一番風呂に入ろうと思ったら、伊香保温泉露天風呂になるでしょう。
場所は、伊香保の階段街のさらに奥(徒歩約5分)。

目の前の源泉
覗くと、成分が浮いているが透明

源泉は目の前です。温泉で言う濁り湯は、ほとんどの場合、源泉が空気に触れることで濁ります。その為、源泉に一番近い伊香保温泉露天風呂は濁りが薄く、他の施設に比べて金色感は薄いです。そう、それが新鮮である一番の証拠!

飲泉所
温泉が飲める

途中飲泉所もあるので、お試しあれ(鉄っぽくて、かなりマズい・・・)。
泉質は、鉄っぽさの強い硫黄塩泉。
子宝の湯とも言われています。

飲む前に用法容量を、こちら(渋川伊香保温泉観光協会)で要チェック!

 




石段街と伊香保神社

 

伊香保といったら石段街。この石階段を、浴衣で散策が流行っているようです。そして、やはりオススメの季節は秋の紅葉シーズン。木々が美しく色づきます。しかしここは標高600m以上。都内より紅葉の開始が早いので、注意が必要です。


 

関所跡が無料で入れるので、見てみるのも良いでしょう。中の資料には、関所の役人を干支の順番に努めた、伊香保の名家の名前が書かれています。
その末裔の営業している宿が今も健在していますので、探してみるのも面白いですね。


 石段の途中にある、石段の湯。こちらも金の湯ですが、源泉から距離があります。
源泉から近い、伊香保温泉露天風呂と両方入る場合は、お湯の色の違いをチェックしてみて下さい。


途中、階段の左右には昔ながらの駄菓子屋や、最近風のカフェ、与謝野晶子の歌が刻まれた階段も。
石段の途中には、金の湯を引いた公共浴場・石段の湯もあります。


 

階段の最上段は、伊香保神社
歴史ある神社ですが、紆余曲折を経て、今では温泉の守護神だそう。

伊香保・銀の湯

比較的新しい源泉、伊香保・銀の湯は、白金の湯とも呼ばれます。こちらはメタケイ酸の多い単純線で、スベスベ系。
金の湯は子宝、銀の湯はお肌スベスベ。女性にも人気の伊香保温泉。納得です。

銀の湯に公共浴場は無く、入浴したい場合は銀の湯を引いているホテルに宿泊or日帰りとなります。
日帰りの場合、金銀両方入れる温泉もあります。(日帰り / 伊香保最大級のホテル天坊 など)

 

伊香保温泉。下る観光方法

伊香保の階段街(365段)は、真夏に登りながら観光すると、かなり辛いです。
そんな場合は、下る観光方法がオススメ。

 

秋は下りの風景も美しい。

使うのは100円のタウンバス(と言ってもハイエースですが)。
これでバス停「湯本」まで行けば、階段最上段のさらに奥・伊香保露天風呂付近から観光を開始できます。帰りは伊香保神社を通って、階段街を下りる観光が可能です。

伊香保温泉は規模が大きく坂も多い為、間違えたバス停で降りると宿泊施設までかなり歩くので注意。

 

非常に紛らわしいバス停たち

JRバス(高速バス)の「伊香保温泉」= 関越交通「見晴下」
その為、JRバスの「伊香保温泉」≠ 関越交通「伊香保温泉」(バス停間を歩くと、坂道を1kmほど)

「伊香保バスターミナル」からJRの高速バスは出ない

「伊香保案内所」の案内所は昔に閉鎖。

「伊香保榛名口」と「榛名口」は近いが、「榛名登山口」は遠い。

などなど。初見殺しと思われる、難易度高めのトラップが大量。
伊香保のバスをご利用の際は、要注意。

 

伊香保温泉のグルメ

 

↑ 伊香保温泉の名物は超有名! 要チェック ↑

 

伊香保は今後が楽しみ

歴史ある名湯で、古くからの宿やお店もあり、ノスタルジックな雰囲気も残す温泉街。伊香保。
しかし最近では、オシャレなカフェや、浴衣で散策する若者も多いです。町もインスタグラムや漫画とのコラボに力を入れている様子。
新旧が融合していくこの温泉街は、今後どのような進化をしていくのかが楽しみですね。

 

この記事を書いた人の
伊香保温泉
過去滞在日数(合計) 7日

 

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