通信制大学のススメ
旅には空き時間が付き物。
電車やバス待ち。乗ってからの移動時間。旅館で寝る前など。
意外に多い空き時間。そんな時間を使って、大学に通う。そんなお話です。
私の卒業した通信制大学
私が卒業したのは、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の通信教育課程です。
家は関東ですが、京都が本拠地のこの大学の、芸術教養学科(通称・手のひら芸大)に入学。
通学不要のこの大学の課程を、本当に1度も通学せず、3年次編入での最短(2年)で卒業しました。
卒業研究もありますが、卒業すると芸術の学位が授与されます。通信制とは言え、卒業すれば正規の大卒です。学費は年間20万以下・・・激安!

高卒の方でも、ストレートで卒業すれば、普通課程の初年度納入金より安いくらいの学費で、学士になれます。
大卒の方が待遇の良い会社であれば、とても良い選択肢となるでしょう。
そしてこの大学・・・究極の一人旅を志す者には、オススメなんです。
なぜ一人旅に、手のひら芸大なのか?
手のひらで学べるという、その名の通り、タブレット端末を使ってオンラインで出来る学習が非常に多いんです。

→ 移動中にiPadでテキストを通読したり、動画を視聴したり。旅館やホテルでの暇時間には、iPadでレポートが書けてしまう。テストもオンライン上で受けられます。
重たい本や教科書を持ち歩く必要も、レポート用の原稿用紙を持ち歩く必要もありません。空き時間にiPadだけで学習が進められます。
(iPhoneでも出来ますが、やはり小画面は使い勝手は悪いです。)
学割が使えて便利

ラーメン屋やアミューズメント、携帯会社まで、学割の効くお店は多いので、ちょっと得した気分になります。旅先にある美術館も、学割できる所が多いです。
芸術の未学習者でも大丈夫か?

私もこの点、とても心配でした。みんなの前で、初めてのデッサンをして、失笑されたらどうしよう・・・
みたいな心配です(笑)
ですが、心配はご無用。正規の芸術大ですが、てのひら芸大では、絵画や彫刻などが初学者でも大丈夫です。学ぶのは、芸術の考え方がメイン。
美しいものはなぜ美しい?
芸術ってどんな歴史があるの?
芸術を現代社会に生かすにはどの様な方法があるか?
などを、基本的にはレポート(文章)にて、説明していきます。
逆に、どれだけ絵が上手くても、レポートが書けなければ卒業出来ません。
もちろんスクーリングを受講すれば、デッサンの基礎などは受講できます(有料)。
絵画や写真などを本格的にやりたい場合は、別のコース(週末芸大)を選ぶと良いでしょう。こちらは通学が必須で、学費は上がります。
学習の進め方。

基本的には、オンラインで動画を見て、教科書を読む→内容をレポートにまとめる→レポート合格後に試験を受ける。→試験合格で単位取得。
これを繰り返します。
ipadのみでも卒業まで学習は進められますが、ipad等の教科書(電子書籍)を読みながらレポートをやる為には、やはりノートPCくらいはあった方が、作業は捗ります。
実際入学説明会の質問で「手のひら芸大は、スマホのみでも卒業までいけますか?」という質問がありましたが、回答としては「できなくはありませんが、全てスマホでこなすには、相当大変です。特に、論じる試験はフリック入力では時間制限に間に合わないかもしれません。」といった感じでした。
学んだ内容は、社会人生活で活きるか?

これは、その人次第です。
営業で使う資料や、店内装飾等、どんな所でも芸術の素養は必要です。
空や海など自然のものを除けば、我々の目に映るものは、(家や飛行機など巨大なものから、鉛筆や割箸など細かなものまで)全て誰かがデザインしています。(そしてこのWebサイトだって!)
デザインや芸術の素養は、ほぼ全ての業務に生かせると言えるでしょう。
ただし、卒業して学位が貰えれば良いと言う心意気で手に入るモノではないかもしれません・・・
卒業生に行ったアンケートの満足度は、非常に良い結果が出ている様です。結構みんな楽しんでいます。
今回は、旅行中の移動や旅館での暇な時間を使って、芸大卒になろう!というお話でした。