旅館でよく見る、アイツ(茶こぼし)の使い方。

皆さんも見た事あると思います。旅館のお茶セットには高確率で入っている、アイツ。
写真左上の謎の器。
一体何に使うものなのでしょうか?


中身は空洞・・・

実はこれ「茶こぼし」と言うらしく・・・

中に入れるのは、出がらしのお茶っぱや、最後急須に少し残ってしまっていたお茶など。
この「茶こぼし」がある事により、いちいち毎回出がらしを捨てに行かなくて良いようになっているらしい。

知名度の割には、人間思いの有能なやつなのです。


しかし謎を呼ぶのは、器の上の蓋の使い道。
実はこれ、中の出がらしを隠すためだそうで、加えてお茶のお湯を捨てる際に、蓋をしたままでも捨てられるようになっているらしい。


実際に出涸らしを入れてみるとこんな感じ。
新緑のクローバーのようで、可愛い感じに。。。


そんな人間思いの、この茶こぼし。可哀想に、知名度の低さから、勘違いしたお客が灰皿として使ってしまうことも。特にこの↓タイプ


確かに灰皿に見えなくもないが・・・
タバコで焦げてしまっては、使えなくなります。

って事で次コイツを見つけたら、正しく使って有能さを感じてみてください。

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